こんにちは、わんこと暮らすすべての人が、尻尾ブンブンで、お尻フリフリ（ワグル）なわんこと過ごせるようにとの願いを込めてスタートしました。

わたしがトレーニングの世界に入ってかれこれ20年に。犬のトレーニングを取り巻く環境や考え方にもいろいろな変化がありました。20年前も、今も本屋さんに行くとたくさんのしつけと書かれた本が並んでいます。人間の子育てをしている時○○するだけで幼稚園児が大学生のようなことができると信じる人はいません。でも、犬のトレーニングに関しては、なぜか〇〇するだけで・・・できると期待してしまいませんか？

私は幼少期から猫やマルチーズ、ゴールデンMIXとともに育ち、その後ボーダーコリーを迎えました。彼が子犬の時の病気、社会過不足に加えお散歩デビューして間もない頃に噛まれてしまうと言う事故に遭いました。牧羊犬と暮らすための知識が足りず、思春期を迎え様々な刺激に対して、怖がったり攻撃的な行動が増えて事態は悪化するばかりでした。

そして困り果てて、犬の訓練の世界のドアを叩いたのです。約20年前には上手に出来たら褒める、いけないことはすぐに叱る！そうしたトレーニングが当時は主流で。そうした【　コントロールすること　】に主力を注いで、服従訓練の競技会にでたり、訓練の試験を目指しながら、いろいろなものに反応している愛犬とどう向き合ったらいいかを探していました。

悩みながら模索していたある時、同じ犬種の犬が目をキラキラさせて音楽に合わせ、とても楽しそうに踊っている姿を目にしたのです。私は自分の犬にいうことを聞かせるために奮闘しているけど、吠えたり、威嚇したり人や犬にも攻撃的で何が、違うのだろうと衝撃を受けました。犬からハンドラーが見えてなくても、ぴったりの呼吸で楽しく生き生きと動いている姿を見て衝撃を受けました。それが新しい先生との出会い、今のトレーニングに繋がる新しい道を見つけたのです。

そこからほめると呼ばれるトレーニングや、ダンスに取り組み始めました。そうこうしているうちにもっと勉強がしたくなりトレーナーを目指すようになり。いつしか、『これもっと楽しく出来んかな？』とか、『こうやったら、もっと伝わりやすくならへんやろうか？』とハンドラーも犬たちにも『もっとやりたい！楽しい〜』と感じもらうことに情熱を燃やしています。そうしてある時、行動分析学と出会い、行動には仕組みがあると言うことを知りもっと勉強したいと自然と思うようになりました。

好きなこと楽しいことって、人間だって誰かに言われなくても率先してできると思います。無理やり命令されたり、これが終わらないとこれは出来ない。そんな強制的に言われたことはやる気も出ないし・・楽しくないですよね。誰かに言われて好きでもないのに無理やりさせられる・・そうした関係は私も嫌です。私の犬たちにはそうした経験をさせてしまって、ごめんね・・と謝っています。トレーニングしたくない、と思っているのではなく、努力してるのに、あれこれ調べたり読んだりして努力しているのに、上手くいかない。そうしたトレーニングの仕方が分からないから楽しくないのではないでしょうか？

私たちも言葉も、習慣も違う異国の地に1人で放り出されたら、とっても怖いし不安です。人間の社会で暮らす犬たちにとって、知らないこと、緊張すること、どうやって関わったらいいのかわからない事だらけなのは無理がありません。

人間の社会で一緒に暮らすためには、好きでなくてもしなければいけない事がたくさんあります。そうした、いずれしなれければいけない事があるならきちんと紹介してあげることが必要だと思いませんか？そして、なんだ何でもないことなんだと感じれるようにお手伝いすることも大事です。さらに何なに〜？って彼らが、進んでやりたくなっちゃうような、そんな楽しさの追加を加えてあげるのが、一緒に暮らす人間に求められている事だと、考えています。

今、困っているあなたは、かつての私のように、困り果て、立ちすくんでしまっているような気持ちだと思います。でも、出口が見えない中、今までどんなに頑張ってもできなかったことが、うちの子を一緒にやってみよう！と決めた瞬間から変わっていきます。

行動には、仕組みがあります。犬たちはいろいろなサインを出しています。そうした行動の仕組みと、彼らの伝えるいろいろなサインが見えるようになると、新しい世界が開けることでしょう。

・・トレーニングの哲学　・・　

　

犬たちのボディランゲージを学び、彼らとコミュニケーションを開く方法を構築することを目標にします。

正の強化とマーカーベースのトレーニングを通じて、トレーニングプロセスが明確で、と犬にとってもやりがいのある楽しいトレーニングを目指します。

困難な行動であっても、行動を教えたり修正したりするために、痛み、威圧、強制を使いません。

人間社会で暮らす動物たちの恐怖、不安、ストレスを防いだり、それを少しでも減少させるように彼らを助けます。

犬の感情状態を考慮に入れ、彼らが自信を持てることを目標にします。

（犬は何が安全で何が危険かを学びながら、彼らは人生を歩みそれは行動に反映されていきます。）

私たちがクライアントを専門的に、誠実に、敬意を持って、そして正直に扱います

犬の訓練業界は規制されていないため、クライアントが受けるトレーニングサービスが現在の業界標準と科学的に適切なトレーニング原則に基づいていることをクライアントに保証するために非常に重要であると考えています。さらに、これらの認定資格を維持するには、定期的な継続教育が必要です。これにより、トレーナーは常に犬について新しいことを学び、クライアントにより良いサービスを提供できるようになるという理念に賛同しています。

（CPDT-KA）

この指定を受けたトレーナーは、プロの犬のトレーナーのための認定評議会（CCPDT）による独立した認定プロセスに合格し、犬とトレーニングに関する知識と経験をテストしています。これらのトレーナーは、組織の認定プロフェッショナルドッグトレーナーであり続けるために、継続教育を完了し、3年ごとに倫理規定を更新する必要があります。KAの指定には、4時間の筆記試験に規定以上のスコアで合格する必要があります。

　International Dog Parkour Association  Certified Instructor 

インターナショナルドックパルクール協会の認定インストラクターです。

認定トレーナーは、犬のパルクールの哲学、トレーニング、安全規則の理解と、これらのスキルを学生に伝える能力を実証する必要があり、私たちは人道的な階層に従い、ポジティブな（正の強化）方法でトレーニングを行い、インストラクターと評価者がこれらの同じ基準を示しています。フィットネスから、安全な基準、トレーニング道具や器機との関わり、環境の安全な選び方とその基準など、基礎的な動きから安全にパルクールの基礎を学びましょう。怖がりや反応しやすい犬も自分のペースでエクササイズに取り組むことができ、家の中で、また彼らが安心して遊べる環境で基礎力を高めることができます。フィジカルな運動だけでなく、環境や運動道具との関わり方を学ぶことで心も成長し、自信を持って行動できるようになります。

Control Unleashed® プログラムには、さまざまなパターンのゲームを通して犬に役立つスキルを教えるトレーニングゲームです. ゲームの目的の 1 つは、犬がゲームのルールを学習することでもあるため、ゲームはとてもシンプルです 。それらのゲームの予測性により、犬はさまざまな状況で環境と相互作用したり、リラックスするスキルを身につけることができます。Control Unleashed プログラムの基礎は、犬と人間の間の双方向の交流と対話であり、犬のサインを読み取り、犬の感情状態に従って行動し、犬の自発性と自己決定をサポートし、これらを通じて犬に力を与えます。

Leslie McDevitt によると、Control Unleashed はすべての犬に適しています。彼らはワークを通じて、緊張やメンタルの調整、ハンドラーとの集中力や、様々な環境での落ち着き、妨害への対処について学ぶことができます。エクササイズは、品種や年齢に関係なく、さまざまな犬に適用でき、彼らの日常生活やケアを助けたり、ドックスポーツや競技を目指す犬が良いパフォーマンスする上でも、双方に役立ちます。テイクアブレス！犬に深呼吸することを伝えたり落ち着いてリラックスしたマットワークや生活のスキルを学ぶことができます。